議席番号24番、伊藤竹夫です。
通告に従いまして、一般質問を行います。
質問は、5点、最初に、『リサイクルプラザの現状と課題について』です。
6月議会で報告がありました《リサイクルプラザの不燃物処理の破砕機の故障》により、ラインが停止したことで、不燃物の処理にどのように影響しているのか、7月27日に、会派でリサイクルプラザの現状を視察してきました。
破砕機の故障の原因は、まだ不明とのことで、現在、不燃物の処理については、外部処理をしている状況です。破砕機は、特殊な機械であり、部品がなく、修理は今年いっぱい時間が必要とのことです。不燃物の未処理物がさらに増えるのではと心配しているところですが、リサイクルプラザへの、ごみの搬入量と処理量はどのくらいあるのか、また、どういった処理を行っているのか、現在の処理状況について伺います。
また、仮置きしているストックヤードでは、間に合わずに、駐車場に山積みになっている未処理の不燃物を処理するための対応策について伺います。
2点目は、新清掃工場関連付帯施設の整備についてです。
3月議会では、建設スケジュールの日程を中心に質問させていただきましたが、今回は、完成後の運営について質問します。
7月27日、リサイクルプラザ視察後に、竜ケ崎市の温浴施設『ゆったり館』を視察してきました。成田から30分程度のところにあり、オープン当初から、成田市からの利用者が大変多いということでした。
最近では、成田市内にある民間事業者の温浴施設を利用する人が多くなり、『ゆったり館』の利用者は、減少傾向にあるとのことでした
視察当日の状況ですが、近隣の皆さんの利用が多く、健康のために毎日利用しているという方もいました。プールは、少し離れた場所にあり、温浴施設は名前の通り『ゆったり』くつろげる状況でした。2階部分は合宿対応の施設が充実しており、サッカーやラグビーなどの合宿に利用されているようです。
今回の質問ですが、完成後の付帯施設が、市民に長く利用されていくようにするために、施設の中身や運営をどのようにしていくのか、現段階での市の考え方を伺います。
3点目は、体育館のスポット型空調設備についてです。
昨年度より児童生徒の熱中症対策として整備を進めていました『下総みどり学園の体育館のスポット型空調設備』ですが、6月末に工事が完了し、7月から学校での使用が開始されました。また、体育館を利用する団体についても熱中症対策として空調の使用が開始されています。利用される皆さんにとっては、利用しやすい環境が整い、安心して利用できるようになりました。
今回の質問は、3月議会の予算委員会での説明では、令和5年度に小学校3校の整備及び中学校4校の実施設計を行うとのことでした。そのペースでいくと、市内全校への整備の完了が8年前後となり、学校間の差が出て来てしまうのではと心配されます。
市内全校に普及していくための今後の整備計画をお伺いします。
4点目は、騒音地域における地域振興策に関する調査の現状についてです。
成田空港の更なる機能強化については、平成30年3月の四者協議会合意に基づき、令和2年の騒防法・騒特法の告示・施行による新たな騒音対策や移転対策が実施されています。令和3年12月には、滑走路整備計画が示され、令和4年10月からは、東関東自動車道の地下道化工事の準備工事として切り回し工事が進められています。このように成田空港の更なる機能強化は着実に進められているところですが、騒音地域の中には、移転対象にならず住み続けていく方々も多く、地域コミュニティの醸成や賑わいの創出のためには、地域ニーズに沿った、地域振興策が必要であると考えています。
騒音地域の自然の荒廃は、今後、移転に伴う過疎化により更に進み、残される膨大な農地山林等の管理は、ますます困難になってくるとものと考えられます。
令和5年6月議会の空港対策特別委員会で執行部より、騒音地域の環境整備調査委託を行うとの報告がありました。
これまでの騒音地域における振興策と、現在取り組んでいる環境整備調査の内容と、また、進め方について伺います。
最後に、『交通公園の整備について』です。
昨年12月議会の一般質問で、栗山公園、及び空港周辺の騒音下の未利用地の利活用ということで、交通公園の設置について質問をいたしました。
その後の進捗状況についてお聞かせ下さい。
以上で、壇上からの質問を終わります。
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