農業所得の向上、農家への支援と担い手育成の具体的な方策は

2月24日の令和4年成田市議会3月定例会の代表質問より
質問
施政方針では、『米の需要と価格の安定を図るため、大豆・麦や加工用米・飼料用米への作付け転作により、需要に応じた主食用米の生産を推進し、認定農業者や営農集団に対し、機械施設の導入支援を拡充することにより、生産コストの削減による農業所得の向上に努めます』としています。
短期間での支援については、理解できますが、農業の担い手育成を計画的に行う必要があります。現在の農家への支援と担い手の育成について伺います。
答弁
水田を有効利用した主食用米以外の飼料用米などへの転換に対して、面積に応じて交付する水田農業構造改革対策補助金や機械施設の整備に要する経費の一部を補助する園芸振興対策推進事業補助金および集団営農用機械施設整備事業補助金については、大幅に予算を増額します。幅広く支援を行うことにより、農業者が希望・情熱を持って営農できる環境および魅力ある農業を創出することで、担い手の育成と確保を推進していきます。
また、新市場が開場し、地元農業者にとっても有利な出荷先となることが期待されています。新市場に入居する事業者からは、地元農業者との連携について提案もいただいているので、それらの取組を積極的に支援することで、担い手の所得向上に寄与できると考えています。
たけおの所感
補助金の増額などによる幅広い支援については、状況を見守っていきたいと思います。また、新市場の事業者から提案があった地元生産者との連携については、市が中心となり新市場の事業者・地元生産者が十分な話し合いを行いスムーズな連携が取れるようなシステムをつくる必要があるります。地域農業の活性化と新市場の安定した入荷につながるよう期待しています。